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二重切開法の失敗

二重切開法の失敗

パッチリ目、幅広二重、平行型二重がブームになっており、それらを希望して二重切開法を希望される方が増えてきています。しかし残念なことに、手術が上手くいかなかった、不自然な仕上がりに納得いかない、希望通りになっていない、と言うことで再手術を希望される方も増加しているようです。二重切開法の他院修正再手術を、仙台中央クリニックにおいて施行された方から術前術後写真を提供していただきましたので、術前術後写真を供覧し、二重切開法の再手術の注意点を説明したいと思います。

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二重切開法手術の前に気を付けること

二重埋没法に比較し、切開法の修正手術は格段に難易度が高くなります。二重切開法の場合は、手術してみて気に入らなかったら修正しようという考えはやめてください。二重切開法は技術の高い先生に1度できちんと決めてもらいましょう。

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二重切開法の再手術

二重切開法の再手術は引き受けてくれる先生が少なくなります
二重切開法の再手術を引き受けてくれる先生は、とても数が少なくなります。遠方でも出かけていくという覚悟が必要になることがあります。どうしても再手術をしたいということであれば、時間や予算に余裕を持つことも重要になります。

口コミやランキングを鵜呑みにするのはやめましょう
最近、ステルスマーケティング(通称ステマ)と言って、善意の第3者を装い、広告と気づかれないように宣伝する手法が横行しています。インターネット上にもステルスマーケティングが存在することが知られており、根拠のない口コミやクリニックのランキングを示しているサイトが存在するようです。口コミやランキングは、いかようにも書けるということを認識してください。根拠のない内容を鵜呑みにしてはいけません。ステルスマーケティングに引っかかりトラブルにならないように注意してください。

二重切開法は早期手術が可能です
二重切開法を行った後、数か月間は手術できないと誤解している方がいらっしゃいます。そんなことはありません、仙台中央クリニックでは、超早期から修正手術をお引き受けしています。むしろ1か月を過ぎると、前回の失敗部位が剥がれ難くなってしまう傾向があり、再手術は早めに行うことを推奨しています。再手術のご希望があればできるだけ早めにご相談頂くのが得策です。

モニター症例を見せてもらってください
担当医の技術力を最も正確に映し出すのは、モニター写真です。多く手術が行っている先生であれば必ずモニター写真を持っています。手術後喜んでもらえると、自分の写真を自分の様な手術をする人に見せて参考にしてもらってくださいと言う、善意の申し出をしていただくことがあります。そのため技術力のある先生は、技術に比例して、見せても良いというモニター写真を持っています。モニター写真を見せてもらい、その医師の技術をその写真で確認してください。

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モニター写真

二重切開法修正

術前
術直後


術後7日目
術後14日目

20歳、女性。二重切開法失敗、他院修正再手術
1年4か月前に、大手美容外科で二重切開法を行った症例です。手術直後から希望した状態とは違い、失敗したと思っていましたが、3カ月は様子を見てほしいと、前医に言われたために、経過を見ていました。3カ月たっても状態が変わらず、それに対して再手術もしてもらえないために、県外から仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、二重ラインは、やや太めに設定されており、目が開き難く、却って目が小さく見える状態でした。前回のラインを調整し、目が大きくパッチリ目に見えるように修正しました。県外から受診されており、通院が大変でしたが、希望通りの二重になりました。
クリニックより:二重切開法の失敗が増えています。二重整形の多くが埋没法で行われることにより、美容外科医が切開法に慣れていないという問題と、患者さん側の希望が高く切開法に大きな期待を寄せるようになったという事実があります。切開法に精通した美容外科医に手術を依頼することと、二重整形を行う前に、まぶたの状態を十分診察してもらい、出来る限り希望に近づけるよう努力することが重要になります。切開法の修正は、難易度が高くなります。初回手術の時点で、一度で決める覚悟で十分気を配る必要があります。また本症例の経過写真では、手術直後、術後1週間目、2週間目の状態を示しました。二重切開法の修正を行う場合、特に目が開き難い状態の修正は、左右の目の開き方を調整する必要があるために、術中腫れないようにして手術を進行させる技量が求められます。掲載した経過写真により、腫れないで手術が進行し、術後2週間目で完成状態になっていることがお分かりいただけると思います。

6票

二重切開法目頭切開失敗

術前
術直後


術後7日目
術後14日目

25歳、女性。二重切開法失敗、目頭切開失敗 他院修正再手術
目が小さいことを気にして、6か月前に大手美容外科で二重切開法と目頭切開を行った症例です。希望の平行型のパッチリ目にならなかったために、手術したクリニックに見てもらったところ、初回手術から3カ月たたないと再手術できないと言われたようです。そのために、3か月後に再び受診しましたが、今度は手術した先生が辞めてしまっており、何もしてもらえませんでした。このままの状態でいることは嫌と言う思いが強く、インターネットで検索して、県外から仙台中央クリニックを受診していただきました。二重の内側のラインははっきりせず、ラインは外側のみに淡く付いている状態で、目はパッチリになっていませんでした。また、目頭に目頭切開の傷が残っていましたが、目頭が十分切れておらず、目と目が離れて見えました。目頭内側まで自然にラインを付ける、目をパッチリ開く、目と目が離れた感じをなくする、という目的で、二重切開法と目頭切開の他院修正再手術を行うこととしました。初回手術で、上まぶたの皮膚や脂肪が大きく切除されており、難易度が非常に高い手術になると予想されましたが、患者さんにもご協力いただき、パッチリで自然な感じの目に作り替えることが出来ました。
クリニックより:二重切開法を行う方は、ある程度高い希望を持つ場合が多く、その希望を叶えることが出来なければ、手術は失敗と判断してしまいます。失敗した方にお話を聞くと、家から近い、料金が安い、先生がイケメン、なんとなくなど、技術力を考慮しないでクリニック選びをして、失敗しているケースが多々あります。高い希望を持つ方は、最初から技術力のあるクリニックに手術をお願いする必要があります。

9票

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