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ワキガの再手術

わきがは、初回手術で不十分な治療がなされると再発することがあります。ワキガを完治させるためには、ワキガの原因であるアポクリン線及びエクリン線を完全に除去することが必要です。仙台中央クリニックでは、宮城、福島、山形、岩手、秋田、青森を中心として、他院で行ったワキガの再手術をお引き受けしています。

何故ワキガが再発するか

ワキガはアポクリン線やエクリン線から出た分泌物が、皮膚上の細菌の作用で化学反応を起こし、刺激性の物質に変化することが原因と考えられています。そのためアポクリン線やエクリン線からの分泌物をなくすることで、ワキガは治療可能です。しかし不完全な治療法により、汗腺の取り残しがあると、臭いや汗が再発したり、症状が変わらなかったりすることがあります。

ワキガを完治させることは可能か

ワキガを完治させるためには、アポクリン線とエクリン線を完全に除去する必要があります。完全除去するのは、理屈は簡単ですが、高い技術を要します。治療可能な医師は少なく、どこでもできるものではありません。症状が強いワキガや、完治を希望しているワキガの場合は、初回手術できちんとした治療を受ける必要があります。

ワキガの再手術

ワキガの再手術は難易度が非常に高くなります。一度手術すると皮下組織が硬くなるため、残存している汗腺の除去をすることが難しくなるからです。再手術を引き受けてくれる医師は少なくなります。できれば初回手術で完治させるのが理想ですが、再発した場合は治療可能です。諦める必要はありません。

ワキガ吸引法の再手術

ワキガ吸引法とは、小切開から、ワキガの原因となるアポクリン線やエクリン線を吸引除去する方法です。ダウンタイムが少ないという手軽さから、数年前まで盛んに行われましたが、再発が多いことが分かり、行われなくなってきた方法です。他院で吸引法を行った者の再発した、完治させたいということで、多くの方に御来院いただいております。アポクリン線やエクリン線などの汗腺を完全に除去することで、ワキガを完治させることができます。

ワキガ再発再手術 右

術前

術直後

ワキガ再発再手術 左

術前

術直後

23歳、女性。わきが吸引法術後の再手術
8年前に吸引法により、ワキガ治療を行った症例です。術後暫くは症状の改善が認められましたが、3年くらい前から再び臭いが酷くなり、同僚から指摘されるようになったので、再治療を希望して仙台中央クリニックに御来院いただきました。初回手術でアポクリン腺、エクリン腺の除去が不完全であり、そのため再発をきたしたと考えられました。再手術により、臭いの元になる汗腺を完全に除去しました。手術直後から嫌な臭いがしなくなりました。
クリニックより:吸引法を行ったが再発したということで、多くの御相談を頂いております。吸引法は完全に症状が改善しないことがあることや、再発率が高いために、強い腋臭や完全に症状を取りたいという場合には向かないことがあります。再手術は難易度が高く、時間を要する手術になりますが、治療は可能です。御相談いただきたく思います。

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ミラドライによるワキガの再手術

ミラドライは、メスを使わないワキガ治療法です。皮膚の上から電磁波を照射して、汗腺を破壊します。メスを使わないという手軽さから人気のある治療法ですが、完全に汗腺が破壊できないことがあり、1回の治療で完治できないことや、再発することがあることが分かってきました。ミラドライを行った後、腋臭症状が変わらない、一時良かったが、再び症状が出てきたという御相談が増えています。手軽な方法であるために、もう一度ミラドライを照射するというのも一法ですが、完全に症状が無くなる保証は無く、完治の為には手術治療が勝ります。

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