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エラを小さくしたい

エラを小さくしたい

エラを小さくしたいという御相談をいただいています。エラが張っていると、顔が大きく厳つく見えるために、いつも怒っているような表情になり、優しさが失われます。出来るだけ表情を柔らかにしたいと希望されます。

小顔矯正の効果

エラを小さくするために小顔矯正や小顔マッサージが行われることがあります。リンパ液の循環を良くすることにより、顔を小さく見せる治療法です。しかし効果は一時的で、時間が経過すると元に戻ってしまいます。またマッサージをしすぎると却ってエラが張ってくることもあるために、注意が必要です。

髪形でエラを小さく見せる

エラの張り出しが軽度の場合、横髪を垂らして、内巻にすることでエラの部分隠し、エラを小さく見せることができます。しかし、髪型が限定されるためにイメージチェンジをすることができないのと、エラが大きい場合は、横髪が厚くなりすぎて却って顔が大きく見えることがあることが、欠点です。

エラを小さくする美容整形

エラを小さくする治療として、エラ削り、エラ骨切りが最も有効です。下顎骨角部を切ってエラの骨を小さくするため、大きな効果が認められます。特に後方に張り出しが大きいエラで効果が認められ、後方向に張り出しが大きなエラでは第一適応になります。医療用の電気鋸や麻酔設備が必要になるため、骨切り、骨削りを行っている施設は少数です。

エラを小さくする手術のデメリットやリスク(稀なものを含む)

  • 下顔面が大きく腫れることがあります。
  • 内出血や出血を認めることがあります。
  • 開口障害を認めることがあります。
  • 痛みが続くことがあります。
  • 左右非対称になることがあります。
  • 口腔周囲の運動障害が出現することがあります。
  • 口唇周囲の感覚鈍麻や知覚障害を認めることがあります。

エラを小さくするビフォーアフター症例写真

エラを小さくしたい

術前

術後65日目

23歳、女性。エラを小さくしたい、エラ骨削り、エラ骨切り
症例経過:エラが張って顔が厳つく見えるために、エラを小さくしたいと希望した症例です。インターネットで検索して、受診していただきました。診察したところ、エラが横方向、後方向に張り出していました。プチ整形では、後方向の突出が改善できないと考えられ、骨削り、骨切りによって、エラを小さくしました。術後はエラの突出が改善され、表情が優しくなりました。
症例解説:厳つく見えるためにえらを小さくしたいという方から御相談をいただいています。特に女性は、表情を柔らかにしたい、優しく見えたいということで、エラを小さくしたいと考えることが多いようです。エラが後方に張り出している場合、プチ整形では改善することができず、骨切りや骨削りを行う必要があります。骨切り・骨削りを行うことで顔が小さくなり、厳つい顔が優しく見えるため喜ばれています。エラ削り・骨切りは、腫れが続くデメリットやリスクを認めることがあります。手術の効果は個人差があり、効果を保証することはできません。術前に十分説明を受けてください。

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